創価学会員として生きていく

波田地克利や金原明彦を中心とするグループ、創価学会元職員3名ら福岡大祐のグループ、宮川日護(雄法)らの本性をあぶり出し、反面教師としながら、創価学会員として生きていくべき道を追求します。

「JIKATSU(自活)創価自主活動支援サイト」で波田地グループが仕掛ける罠

「JIKATSU|創価自主活動支援サイト」なるウェブページに、「オンライン自活座談会」の告知が掲載されました。“2020年8月に引き続き9月も開催”とあります。

この「自活座談会」は実質的には「波田地グループの集会」そのものであり、このサイト(通称・自活サイト)も実は、本年、波田地グループが同調者づくりのために仕掛けた新たな罠であることが分かっています。

事実、自活サイトがオープンした際、中心的なメンバーたちが“お待たせしました!”“公開しました!”と、あちこち触れ回っていたそうです。

本稿では、まず「JIKATSU|創価自主活動支援サイト」の舞台裏を探ります。

サイトの運営費に一人1万円

すでに2019年秋の時点で波田地グループの番頭格・金原(きんばら)明彦は、“そのうち「自活サイト」ができあがります”とグループメンバーたちに予告していたといいます。

金原は具体的な公開スケジュールについても、“最初は内部だけで見られるようにしておき、コンテンツが充実してくるのを待って公開する”と吹聴していたそうですから、かなり深く入れ込んでいる様子が察せられます。

この金原が言う「自活サイト」こそ、冒頭にご紹介した「JIKATSU|創価自主活動支援サイト」にほかなりません。

金原は「池田基金などと称して、波田地グループのメンバーたちからサイトの年間運営費として一人1万円を徴収したそうで、年末の押し詰まった時期の供出とあってメンバーたちは不承不承、応じたようです。

座談会御書を餌におびき寄せる

問題の「自活サイト」には、「座談会御書」なるコーナーが設けられています。

このコーナーをキラーコンテンツと位置づける金原は、その理由として“「座談会御書」で検索する人が非常に多いので、サイトの「入り口」としてやる”と種明かしをしていたそうです。

つまり、学会員がサーチエンジンで検索するワードとして「座談会御書」が上位にあることから、これをコンテンツとして埋め込んでおけば、従来の人間関係等ではリーチできなかった学会員をサイトに誘導することができる、と踏んでいるわけです。

さらに金原は、サイト全体の内容についても“ネガティブなものは一切排除する”と決めていたようで、そのイメージを「駆け込み寺」「悩み相談室」と表現していたといいます。

まさしく「猟師の細めに視て徐に行くが如く猫の鼠を伺うが如し」。

日蓮正宗の某寺信者が「創価学会員のための相談室」と称して学会員を絡め取ろうと企んでいるのと、その性根はまったく同じです。

「座談会御書」を餌におびきよせ、「ポジティブ」路線で油断させ、十分に距離を縮めた上で一発で仕留めようと虎視眈々、というわけです。

「情報発信基地」から「情報収集基地」へ

「宿坊の掲示板」が実質的には波田地グループによって乗っ取られた「波田地グループの掲示板」であることは、かつて明らかにした通りです(詳しくはこちら)

波田地克利や金原自身も頻繁に書き込んでいたようですが、波田地が暴露したところによれば、「金ちゃん(=金原)なんか、自分で書いても、自分で投稿しない」そうで、もしも責任が問われるような際には「身代わりでね、埼玉の方が出頭する」そうです。

それはさておき、金原としては、「宿坊の掲示板」は、すでにその役割を果たし終えたという現状認識のようです。

そこで「自活サイト」の登場と相成ったわけですが、その中にある「よくあるご質問」では「どなたかが私の担当者とか、私の所属する地域組織がありますか?」との問いが立てられ、こう回答しています。

「当サイトは“組織”ではありません。情報発信基地に過ぎません。各地で開かれる自主座談会では、学会の所属組織や、役職等を超えて、良き出会いや、良き人間関係が生まれることを願っております」

これまで金原は「宿坊の掲示板」を指して「情報発信基地」と言い表すのが常でしたが、「自活サイト」も自ら「情報発信基地」と定義している事実に照らせば、「自活サイト」は“第二の宿坊”ともいえるでしょう。

しかし、「宿坊の掲示板」とは明らかに異なる点が、2点あります。

一つは、すでに金原の言葉で明らかなように「ネガティブ」ではなくポジティブな内容で粉飾に努めている点。

そしてもう一つは、先ほどの「学会の所属組織や、役職等を超えて、良き出会いや、良き人間関係が生まれることを願っております」との一文に明白です。

すなわち「自活サイト」には、それのみでは終わらず、「自活座談会」という次なるステップが用意されている点です。

「自活座談会」へ参加するには、サイトにある「お問い合わせ」から名前や連絡先を記入して送信し、申し込むようですが、このサイトのコンバージョン(=最終的な成果)は、まさにこの「お問い合わせ」にこそあるといってよいでしょう。

その意味では、この「自活サイト」は、「情報発信基地」に見せかけた、グループ予備軍の「情報収集基地」なのです。

次稿では、まんまと「自活サイト」の火に飛び込んできた“夏の虫”がポトリと落ちる先──「自活座談会」に触れてみたいと思います。