創価学会員として生きていく

波田地克利や金原明彦を中心とするグループ、創価学会元職員3名ら福岡大祐のグループ、宮川日護(雄法)らの本性をあぶり出し、反面教師としながら、創価学会員として生きていくべき道を追求します。

波田地・金原グループの本質は「身内に甘い同窓会的体質」

「自活(=金原グループ)に対する率直な印象を申し上げるとすれば,元広宣部の同窓会的体質を脱しなければ発展はありません。組織からはじかれた人同士,仲良くなるのは自然のなりゆきでしょうが,内部の暴力に対し,沈黙し,戦えないのなら,現執行部という巨悪と闘うのも机上の空論だと,私は思います」

これは金原(きんばら)明彦のグループで女性の中心者を務めていたSHが2022年2月、グループの体質に愛想を尽かした末に退会する際、放った捨て台詞です。

なぜ、SHは、こう吐き捨てるまでに至ったのでしょうか。ことの経緯を振り返ってみたいと思います。

波田地との決別のきっかけ

まだ波田地克利と金原が共同歩調をとっていた当時、グループの事務局である石黒広信が、オンライン集会の参加者にアンケートをとりました。

その回答の一つに、“運営側の者が、飲み食いしながらオンライン集会に参加しているのは見苦しい”“参加者が一生懸命しゃべっている時に、飲み食いの音が入ってしまっているのは、いかがなものか”という指摘があったといいます。

この“運営側の者”とは、誰あろう波田地のこと。

これを受けて金原は波田地に、“こういう意見も出てますから、お互い今後、気をつけましょうね”“ビデオをオフにすれば姿も見えないし、ミュートにすれば音も入らないから”と話したそうです。

ところが、これに対して波田地は、金原いわく「憤りを見せ」「お怒りになって」「どういうわけか、“今までのことはどうだった”って、“今までのことでも不満があったんだ”みたいな話になり、えー、最終的には自ら、“じゃあ、僕は出ないから”って言って出ていかれました」というのが、事の顛末だったようです。

「飲食NGは“マイルール”」

いかにもくだらない低次元なやりとりですが、それまでの波田地・金原グループの成り立ちからすれば、波田地の反応にもうなずけなくもありません。

波田地は、自身が反論した意図を、こう説明しています。

「僕はね、絶対ね、ここは引いちゃいけないと思ったんです。なぜなら、それは石黒、金原、SH──あ、(実名を)言っちゃったか。ね、女性および、(アンケートで飲食の問題を指摘した)その関東の婦人部たちが持ってたマイルールであってね。それは確かに、リアルの座談会で、ね、学会の座談会で、登壇者ね、担当幹部がさ、飲みながら、食いながら、話してたら、それはルールに反すると思うけど、オンライン座談会はリアルの座談会とは違うわけ」

元々、波田地・金原グループの集会というのは「飲み食いありき」だったわけで、波田地にしてみれば「金ちゃん、何をいまさら」と言いたいところでしょう。

しかしながら、「オンライン座談会はリアルの座談会とは違う」というほうこそ、ご都合主義の“マイルール”というほかありません。

さらにいえば、波田地は「リアル」の集会でも飲み食いしていたのですから、言い訳にすらなっていません。

それでもなお、指摘に対して、次のように弁明しなければならないのが、当時における波田地の苦境を物語っています。

「実際にね、僕は、あの、飲食してたって記憶はないんですよ。なんか、まあ、飲み物、あのー、えー、なんだ、あの、お酒じゃなくて、ノンアルコールの飲み物を飲みながら、(中略)僕は歯が悪いんで、モグモグしてたっていうのが、なんか、あったのかもしんないんだけど」

「本来のオフ会」とは

波田地・金原グループが「カネ」と共に「酒」にもだらしがないのは、今に始まったことではありません(詳しくはこちら)。

波田地が集会で、缶チューハイをあおりながら“講義”することなど日常茶飯事で、それは参加者もまた同様です。

むしろ、“酒を飲むために集まっている”と言ったほうが適切でしょう。

とあるオンライン集会では、酒を飲んでいる参加者に対して、仕切り役の春日己津男が、「(酒を)飲むっていうのは、(波田地・金原グループの)入会条件」と冗談めかして語っていました。

そのような冗談が冗談として成立してしまうほど、「波田地・金原グループ」と「酒」は切っても切れない関係にあるわけです。

さらに、別のオンライン集会では、のっけから関西メンバーが、中心者の木村博昭をはじめ、ぐでんぐでんに酔っぱらっていたことがありました。

それを指摘されるや、当の関西メンバーは「きょうは、飲み会なんです」と開き直る始末。

そうした様子を映像で見た波田地は、こう言いました。

「なんか関西の見てると、本来のオフ会だよね、これね。横になって聞いてる人もいるし、酒も入ってるし」

「こういう雰囲気でやんなきゃダメだよな」

この発言に、「波田地・金原グループ本来の姿」が端的に示されていますし、波田地の“郷愁”もまた、にじみ出ているではありませんか。

よほど波田地は“古きよき波田地・金原グループ”への愛着が捨てきれないのでしょう。

波田地は、こうも語っていました。

「飲みながらでも、横になってでも、参加できるのが西湖オフ会のいい伝統なんで、それはオンラインになっても引き継ぎましょうよ、ね。“波田地さんは飲みながら講義して、とんでもない”って、向こうのブログ(=当ブログのこと)で、やられたけどね。そういうルールなんだから、いいじゃんね」

「ルール」とまで言い切る波田地に、「飲むな、食うな」と言うほうが、どだい無理筋と言わざるを得ません。

波田地・金原は「机上の空論」

「僕らも、よく分かんない。そうそう、あの(波田地が出て行った)動機はね、はっきり言って、僕もよく分かんないんですよ」──波田地との決別について真相を追及された金原は、こう答えています。

しかし、はた目から見れば、その「動機」とやらも、「“飲み食いNG”で波田地が出て行かざるを得ない環境を金原がつくったから」だとしか見えません。

とはいえ、それも所詮は体裁だけのこと。まんまと波田地を排除しおおせた金原グループもまた、その本質が何ら変わっていないことは、冒頭にご紹介した糾弾に明らかな通りです。

つまり、その本質とは「元広宣部の同窓会的体質」であり、結局、「組織からはじかれた人同士」──すなわち、組織でまともにやってはいけない者たちが、互いの傷をなめ合うためだけに集まっているにすぎないのです。 そこでは、執行部批判なども、とってつけた「机上の空論」にすぎません。