創価学会員として生きていく

波田地克利や金原明彦を中心とするグループ、創価学会元職員3名ら福岡大祐のグループ、宮川日護(雄法)らの本性をあぶり出し、反面教師としながら、創価学会員として生きていくべき道を追求します。

明るみに出た波田地・金原グループの金銭感覚

波田地克利と金原(きんばら)明彦による内紛劇の勃発から1年、この間、期せずして、波田地と金原が一蓮托生だった当時のグループで、いかに金銭のやりとりが常態化していたかが明るみに出ました。

それは、現在の金原グループ内で、波田地いわく“波田地は「借金踏み倒し人」”と言われていることに対する、波田地自身の弁明から明らかとなっています。

ことの発端から振り返ってみましょう。

「600万円」をめぐり裁判沙汰に

現在、波田地は、HKなる人物から“波田地に貸した600万円を返してもらえない”として訴訟を提起されています。

このHK、波田地が学会を除名になる前からのグループメンバーで、波田地が除名になる前後には、特に波田地を擁護しようと暗躍していた男です。

今からさかのぼること1年前、HKは、金原グループの「個人的なズーム会談」に参加し、「ハタチ氏に貸した金600万円を返してもらえない」と明かしたといいます。

そして実際に提訴したHK──被告人である波田地自身が、現・波田地グループのオンライン集会で、こう白状しています。

「この借金まみれっていうのは、まったくのデマなんですよ。今、裁判で争ってるんです、これ」

「HKは引っ込みをつかなくなってね、今年(2022年)の3月、立川支部東京地裁の立川支部にね、600万の返還訴訟を起こしたんです」

「今、それを戦ってるよ」

「“学会香典泥棒”のデマと同じ」?

この600万円が、果たして借金なのか贈与なのかは、当事者同士の争いにまかせるとして、注目すべきは、この600万円とは別に、60万円が波田地側に渡っていたという事実です。

件の「ズーム会談」でHKは、「『皆さんの活動費として使って欲しい』とのことで『60万円の入った通帳とカードをS氏に預けた』」と暴露しました。

「S氏」という人物は、波田地グループの草創期から、その運営を陰で支えてきた一人です。

もちろん金原も、「S氏」とは旧知の間柄。HKからの話を聞くや金原は、当事者である「S氏」に直接電話で事実関係を確認したそうです。

「S氏」の答えは「確かに皆さんにとの事で預かりましたが、波田地氏に言われ、カードを渡したところ、いつの間にか残金は無くなっていました」というものだったといいます。

以上の経緯を、人づてに知った波田地は、「いま、自活コミュ(=金原グループ)が繰り広げている“波田地借金踏み倒し人”とのトンデモないデマも、放っておくと、“学会香典泥棒”のデマと同じく、拡散し、いつまでも繰り返されることになる可能性があります。ですから、いま、ここで、訴訟でもなんでもして、白黒決着を付け、自活コミュの謝罪を勝ち取り、根絶しておきたいと思っています」として関係者の“証言”を収集し、そのやりとりをまとめた文書を公にして反論を試みました。

その中で波田地は、この「60万円」について、どのように言い訳をしているのでしょうか。

「60万円」の使い道には金原の名も

まず結論として、波田地がHKから「60万円」を受け取ったことは、事実です。2013年のことです。

しかし波田地は、この60万円について、「使う時には、HKさんに逐一、使い道を説明し、決済(=ママ)をもらっていました。そのメールは、全てSさんにも送ってあります」と釈明します。

それらの“証拠”から「使い道」を拾ってみましょう。

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「籠さん(=石黒広信)のプロバイダー料等、年間1万円」

「来週末の中四国オフ会の交流費 3万円」

「西湖オフ会へのカンパ 5万円」

「箱根・修善寺別荘の会員費 2万円×2人=4万円」

「箱根別荘の通信環境整備」で「34000円」

三陸の被災地を北上して現況を確認する旅」の「交流費として、3万円」

佐渡オフ会」の「交流費として3万円」

新発田月岡温泉のMLメンバーOさんと、金原さん、Iさんの4人で月岡温泉に泊まって交流」する「ための資金2万円」

S氏が「HDDケース」に「6665円」

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「交流費」と言えば、ずいぶんと聞こえはよいですが、要するに「呑み食い代」でしょう。

「反執行部」をダシにして全国を行脚し、他人の金で舌鼓とは、まったく、いいご身分です。

そして、そこに「金原さん」が入っている事実も、見逃してはなりません。 波田地と金原は、同罪なのです。

しかも、月岡温泉に同道している「Iさん」は当時、金原が勤める会社の社長であり、金原がセルビアに行く時など、いわゆる“旅行”の時にだけ同行してきた人物です。

また、金原が会社の車を私的に利用し、グループの集会などに参加してきたことも有名な事実です。

「Iさん」をめぐる金の動きをめぐっては、グループ内でも、金原に疑念を抱く者は多いようです。

さらにいえば、2013年6月8日の「中四国オフ会」とくれば、波田地の同窓生で、波田地の裁判費用まで提供していたというパトロン・武谷勝法が主催者だったはずですが、それでもなお、別途「交流費 3万円」が必要とは、ここにも疑問符を付けざるを得ません。

そもそも、この60万円は「皆さんの活動費として使って欲しい」として提供されたものです。にもかかわらず、いみじくも波田地自身が「旅」と表現している通り、遊びの呑み食い代に使っているのですから、これは私的な流用と言わざるをえません。

ちなみに、出てきた“証拠”は、まだ合計で25万665円分のみです。“メールはすべてSさんに送ってある”とまで豪語するぐらいなのですから、60万円のうち残る34万9,335円についても、波田地は使い道を明確にすべきではないでしょうか。