創価学会員として生きていく

波田地克利や金原明彦を中心とするグループ、創価学会元職員3名ら福岡大祐のグループ、宮川日護(雄法)らの本性をあぶり出し、反面教師としながら、創価学会員として生きていくべき道を追求します。

組織撹乱の処分者と連携し、新たな信徒づくりを画策する宮川日護(雄法)

2017年10月14・15日の保田妙本寺での虫払い法要を前にして、13日、宮川日護(雄法)はセルビアグループと共に、波田地グループらの集会に参加し、しきりに愛想を振りまいていたとの情報があります。

宮川の狙いは奈辺にありや、前稿に引き続き、掘り下げてみたいと思います。

波田地グループへのすり寄り

さかのぼってみましょう。

そもそも宮川が、波田地克利について、自身のFacebook上で言及したのは、2017年4月24日が最初です。

「宗門と、世界で一番戦った僧侶は、私です。宗門と一番戦った信徒は、御隠居(=波田地のハンドルネーム)です」

宗門問題の時、創価学会の将軍として最強の論陣を張って戦った波田地氏を除名処分。改革同盟僧侶として、二千人の脱講を取った、世界一の脱講と寺攻撃の名手である私、僧俗両雄の、竜虎を迫害して切り捨てた」(翌25日のコメント)

また宮川は、いまや波田地グループらが自分たちの情報発信基地と位置づける「宿坊の掲示板」についても、5月7日、同じくFacebook上で、宮川宛のメールを紹介するかたちで取り上げています。

「早速、女子部時代からずっとお世話になっている先輩に『宿坊の掲示板』を勧めてみました」

文面を読む限り、まず最初に宮川が、このメールの差出人に対して、「宿坊の掲示板」の閲覧と拡散を勧めた、と読むのが自然です。

それを、あえて引用というかたちで喧伝するところが、なんとも宮川らしいやり口です。

創価学会元職員3人”の集会にも参加する宮川日護

このように波田地グループへとすり寄る流れのなかで、さらに宮川は触手を伸ばします。

6月6日の夜、学会本部を懲戒解雇となり、学会からも会員除名となった、小平秀一、滝川清志、野口裕介らによる都内での勉強会に、宮川が参加していた、との情報が寄せられています。

実際、翌7日に宮川は、Facebook上で綴っていました。

「昨夜は、本当に素晴らしい方々にお会いする幸運に恵まれた。お一人お一人が、世界の平和の為、民衆の幸福と人権を死守する為、偉大なる師匠、池田先生を我が胸に、戦っておられる一級闘士の方々である」

「この偉大なる仏の方々がいる限り、師匠の正義は、絶対に護られると実感した。巨大宗教団体の権力者どもよ! 政権与党の忘恩の議員どもよ! 汝らが、泣き叫びながらギロチン台に上げられる日は近い」

波田地にしても、この“創価学会元職員”を売りものにする小平・滝川・野口にしても、いかにも見え透いたおべんちゃらです。

このような書きぶりからも、宮川の必死さが伝わってきます(ただし、人一倍プライドが高い宮川は、あくまでも上から目線です)。

「財務はやるな」

こうした学会本部を批判する勢力による集いへの参加は、その実、宮川にとって「新たな自分の信徒づくり」を具体化する、営業活動の第一歩と見るべきでしょう。

というのも、宮川が波田地についてFacebook上で初めて書いた投稿では、もう一つ、特徴的な記述がありました。

それは、創価学会の「財務」に対する難癖です。

以後、たびたび宮川は、「学会の財務をやるな」といった趣旨の投稿を続けます。

そのピークが、11月24日にテレビ東京で放送された「ワールドビジネスサテライト」です。

創価学会元職員”を売りものにする小平・滝川・野口らによる11月19日の集会は、3人のブログによって、事前に取材の入る旨が伝えられました。

宮川にとってみれば、まさに渡りに船、格好の宣伝媒体と映ったにちがいありません。

「私は不服従。財務は出さない、公明党に(票を)入れない。 これが不服従です。それで除名されるなら、除名されればいいんです。役職解任されたら、 それは大喜びでいいと思うんですね」

一世一代の晴れ舞台、宮川はカメラを前にして、得々と語るのでした。

ただ惜しむらくは、待ちに待った放映時、宮川を紹介する肩書きのテロップが「元信者」となっていたのは、玉に瑕だったかもしれません。

学会本部を批判する勢力に媚びを売り、学会の財務を貶めることで、懸命に、自身の新たな信徒づくりを画策する宮川。

ところが、宮川の魂胆は、あえなく見透かされてしまったようです。

次稿では、そのあたりの事情を追ってみたいと思います。